2017年12月16日土曜日

パラ駅伝

2018年3月に開催されるパラ駅伝IN東京。
ラオスも初の国外招待チームとして参加することは以前お伝えしました。

それに伴い、ラオスでも予選会を実施しました。
出来るだけ周知し知的・聴覚・車椅子の3種目での参加者を募集。

参加条件でなかなか難しい面もあります。
やはり、パスポートの問題ですね。
公務員の基本給(月額)が日本円で2万円弱と言われています。
パスポートを所有・維持するもの簡単ではないでしょう…

本当に予選会を開催するまで、選手が集まるのか不安でした。
ですが、今回は事務方さんのご苦労で全てクリアできました。

選手は揃ったので、後は選手の強化です。
ここから先は、監督でもある私の分野です。

幸い、基本的な体力はありそうなので距離に対する不安を取り除き、途中棄権を回避し、おまけとして好記録を望みます。
このまま、何事もなく無事に大会に臨めると良いのですが…。

我々、陸上部も頑張らないといけません。
駅伝という、ロードで2.5kmの長丁場。
我々はトラック専門で最長でも1、500m。

というわけで、先日記録会を敢行。
視覚障害選手(女子)と肢体不自由者(男子)。
肢体不自由者は結果として、女子に負けました(約1秒差)。

少し、“喝“を入れました。
当日、11分以上なら旅費の全てを請求するから!と。
そうすると、もし11分以内ならラーメンを奢ってくれと!


ラオスにも日本式ラーメンは当然ありますが、やはり日本で食べたいんでしょうね。
時間的に余裕がないと思われるので、空港のでよければ条件を受けるよ!と。

ということで、交渉成立。
記録は非公開にして、懐に入れちゃいますね、笑。

当事者は、時間がある限り練習に来るよ!!と力強く宣言していて、翌日は頑張っていましたが、昨日は知り合いと話し込んでいて3周位のジョギングで終えていました。

”喝”を入れた翌日の猛練習(最後尾)。
先頭はラオスチャンピオンの長距離選手。

目標があると進む方向や気力が湧いてきます。
まだまだ、目標となる試合などが圧倒的少ないラオス。
その中で、上手く目標となるものを作るなりして選手のモチベーションやそこへ向かうプロセスの組み立て方などが伝えられたらいいですね。

本日もご覧いただきありがとうございました。
多謝、羽根。

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