2017年5月27日土曜日

理由

雨期で蒸し暑さが非常に強く、過ごしにくさが続いているラオス、ヴィエンチャンです。
雨(スコール)が止むとだいぶ涼しくはなります。

昨日は選手と食事に行ってきました。

選手は日本食は初めてのようでした。
人生初のさば、とんかつでした。
美味しいと言ってくれて嬉しいですね。


ここで、一つ。

僕は極力、選手と食事などをしないように心がけています。
具体的には身銭を切って選手とは接しないように心がけています。

何故かというと、対等な立場でいたいからです。
完全に対等な立場というのは非常に難しいことですが、出来るだけ心がけます。

全てがうまく噛み合って動いているときは何も問題ないでしょう。
ですが、少し歯車がずれてくると、どうしてもそこの部分に意識が向かうようになると思います。

僕は本当に弱い人間です。
”これだけやっているのに”や、”なぜ、わかってくれない?”…とか…
ここの部分をなるべく作り出さないように心がけているので、選手からの要望があってもうまくはぐらかして来ていました。(選手からの要望といっても冗談の延長で言っています)

選手へのシューズやスパイクは日本からの温かい寄付や寄付金などで賄っています。
当然、お世話になっているADDPからも多大なご支援を頂いているのは、ご承知の通りです。

活動できる場があるからこそして、僕の存在価値がある。
ましてや、自分自身の成長もさせてもらっている。

お互が成長できる状況。

選手の進捗状況もお伝えしようと思いましたが、長くなりすぎるので次回にいたします。

本日もご覧いただきありがとうございます。

多謝、羽根。

2017年5月20日土曜日

災い転じさせて福とするよ!

雨が続いていたラオス、ヴィエンチャン地方です。
タイが梅雨に入ったようです。
おそらく、雨期の表現でいいと思います。
ラオスも同じと考えていいと思います。
しばらく、朝から雨で日本の梅雨を思わせる天気が続いていました。
昨年は経験しなかった降りかたです。
このまま、こんな降りかたが続いたらイヤだなーと考えていたら、どうやら台風の影響だったことがわかり、晴れ間ものぞいてきました。

TVのない生活も1年半が過ぎましたが、この辺の情報不足くらいしか不自由さは感じません。

1年半ですね。
あっという間です。
JICAの派遣ですと、終わりが見えてくる時期ですね。

僕もよく、JICAのシニアボランティアに応募したら?とか言われますが、残念ながら病気持ちなので応募資格するらありません。
まあ、病気がなくとも試験で落ちるのが目に見えていますので…。
「たら」「れば」ですね。

一年半経って改めて感じたことは、人の言うことはあてにならない!ですね。
それを信じた自分自身が一番よくないですが、まあ、よくもまあ。。。ですわ。。。笑

言った方々は、政治家さんのように「記憶にございません」「そのような意図で言ったのではありません」でしょうがね。
でも、僕はちゃんと覚えていますのでご安心ください。笑

このおかげで、一回り大きく成長できた部分もあるので何が幸いするのか分かりませんね。
逆風に好かれるようです。
それを乗り切って逆に追い風に乗りますがね、必ず!
その辺が、「異端児い」たる所以でしょうか?

と、常に自分にいいように解釈いたしますが、・・・何か?

9月中旬に行われる、※ASEAN PARA GAME@MALAYSIA大会。
スパイクピンの長さ制限が6mmだったりとおかしな面もありますが、先行される※SEA GAMEの情報を頂いて対応したいと考えています。(固定ピン7mmのスパイクの選手がいてこのままで行くと言っていたので)
※ASEAN PARA GEAMES・SEA GAMEとは東南アジア(アセアン加盟国)で行われるアジア大会で2年に一度、各国持ち回りで開催され通常はSEA GAMEが先行。ラオスは2009年に開催済。

選手のモチベーションも少しづつ上がってきています。
以前に渡した前回のシンガポール大会の結果をよく見ています。
色々と考えることもあるでしょう。
この色々と考えるという行為が非常に大事だと僕は思っています。
初めは特定の出来事に対してでしょうが、これを繰り返すうちに考える習慣がつきアスリートとしては勿論、人間としても成長できると考えています。

当然、僕としても前回以上の結果を求められるわけです。
そこへ向けて頑張っています。
ラオスチームへのご声援、よろしくお願いいたします。

写真は内容とは無関係ですが、部屋に飾ってあるラオスの国花「チャンパー」です。
蕾が咲いて嬉しかったので…

本日もご覧いただきありがとうございました。

多謝、羽根。

2017年5月13日土曜日

居心地

なんか、やっぱりいいですね。
日本から帰ってきてラオスの空港に降り立った瞬間の、あのモワッーした空気。
秩序のない交通ルールなど…笑

こんな風に書くと否定しているように映るかも知れませんね。
全くの逆で、これが非常に合っています。
とはいえ、交通ルールに関しては車中で文句ばっかり言っているのは内緒です。

何が最大の魅力なんでしょうか?
当然、個人差があり一概にはいえませんが、あくまでも異端児いの戯言として流してください。

最大の魅力といえば…人の温かさやゆっくりと流れる時間ではないでしょうか?
僕は極端な言い方をすると人が嫌いで時間に対しても几帳面です。
そんな人間がこんなことを言うと矛盾していますが…。

でもね、全く違うんです。
ウラがないと言うか、人間味にあふれていると言うか…
そんな人たちなんです、ラオス人は。
あくまでも個人を尊重してくれて理解してくれます。
そして、ゆっくりと流れる時間。

こんなことを言うと、ごく一部しか知らないくせに生意気言うな…
なんて言葉が聞こえてきそうですね。

まあ、言いたい人には言わしておきましょう。

確かに、遊ぶ所もないですし、21時頃になれば幹線道路の交通量もめっきり減りますが、そんな感じがまたいい所、魅力の一つですね。

日本は成長・発展を目指してきて現在がありとても裕福で不自由もないと思います。
でも、そんな日本を本当に目指したのでしょうか?
と、経済発展の恩恵を受けている人間が言う言葉ではないのかも知れませんが…

疲れている人たちへ…
1ヶ月間くらい、何も考えずにラオスへ来てみませんか?
きっと、『幸せとは?』を再認識させらると思いますよ。

メコンの夕陽。iPhoneのパノラマで撮影。

”Sabai Sabaiな国”『LAOS』
*Sabah Sabaiとは非常に心地よい、のんびり出来る場所へ行った時にでる言葉(極楽、極楽など)を表します。

本日もご覧いただきありがとうございました。

多謝、羽根。

2017年5月6日土曜日

Come back

約2週間いました。
日曜日(7日)の朝便で戻ります。

余談ですが、長男がスノーボードで左肩の脱臼と靭帯損傷。
未だに腕を吊り固定していました。
これで少しは俺の不自由さが分かったか?と尋ねると、だいぶな…と。

お前は治るけど、俺はこれが一生だよ…と。
すると、そんなシリアスなこと言うなよー、と。

当然、治る治らないでは気持ちの持ち方などで違いはありますが、少しは他人の痛みが分かってくれればこの怪我もいいものになると思いますが、さてどんなものでしょうかね。

孫とも3ヶ月ぶりの再会でしたが、意外と外見は変化がなく少し期待外れでした。
とはいえ、言葉や動作などは格段に進歩していました。
特に下の女の子(2歳児)のマイブームは、「カエル」でした。
真似して、「ゲロ・ゲロ」と…。

写真はカエルではなく、うさぎですね…

帰国の楽しみでもある床屋さん。
今回は、イメージ通りにいきませんでした。
とはいえ、それがいい方向にいきました。
まあ、何が吉と出るかわかりませんね。

今回は、色々と物事がピタッと上手く進んでくれた気がします。
それとも、自分自身がある程度のことは無意識下で許容出来るようになったのでしょうか?

まあ、それだけの物事があったのか?と言うことは無しでお願いします。

次回の帰国は7月の終わり頃を予定しています。
千葉マスターズ選手権も申し込みを終えましたので、参加する予定でいます。

本日もご覧いただきありがとうございました。

多謝、羽根。