2013年4月23日火曜日

思うこと


2011年にUAEへ障害者の大会(IWAS)へ行った。

それ以来、海外の魅力に取り付かれた。
本当に刺激的であった。

その影響で現在も、海外旅行に物凄く魅力を感じている。
様々な国の文化、空気、etc…を体験したいと。

幸いな事に、仕事をしているので収入があり、休暇もある。
個人的に年休もあり、併用し長期休暇も可能である。

行こうと思えばきっと年間2回は行けるだろう。
その程度に恵まれた環境にいる。

でも…現在陸上競技を行っている。
国内遠征もある。
試合で海外へ行く機会にも恵まれるが、全て自己負担である。

そう、その辺の費用や休暇も必要になり年間2回の海外旅行は無理となる。
では、そんなに海外へ行きたいのなら、陸上競技をやめればいいじゃないか?
と言う事も考えられるし、当然考える。

ましてや、競技での遠征だけでなく、怪我の治療費や用具の購入費も、結構な金額である。

だが、陸上競技をやめようとは思っていない。
いつまでやるのかと問われれば、今は答えがない。
そう、いつまでやるかは自分がわからない。

出費も多く、練習すれば身体も痛む。
ましてや、思った結果も出ない事がほとんどである。

何故?続けるのか…?

思うに、出費、痛い思い、思い通りに行かないことを楽しんでいるような気がする。
とは言うものの、出費があればなるべく安くと思うし
痛いときは本当に痛いので嫌だし
思い通り行かない時は悩むし。

でも、やめないことを選んでいると言う事はきっとその辺の事情を
文句を言いながら楽しんでいるんだろうと。

確たる証拠、理論はないが…。

オリンピックなどへ出場する選手と僕は恐らく違う所を見ている気がする。
当然、どちらが良いとか、悪いとかの議論ではなく。

だが、僕もオリンピック選手にも引けを取らない位の情熱はあるつもりです。
情熱は見えないものですが…。

上手く表現できないが、週末練習して、練習して、悩んで、痛んで、嘆いて…。
試合に出て、喜んだり、落ち込んだりと…。

その延長で、代表試合があります。

その全てがセットなんです。

プロ選手からみれば滑稽に映るかも知れません。
でも、こんな繰り返しが出来ることが幸せなんです。

そう、結果は全て思う通りには行かない。
(特に僕はほとんど行かない場合のほうが多いです)

僕が好きな無常です。

今日も明日も明後日も…
この無常観を楽しみながら、苦しみながら歩んで行きます。ε- (ー ^ )

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